和歌山県橋本市の地域の子育てを応援する「たまご絵本館」

コンセプトは「こども目線」

たまご絵本館のコンセプトは「こども目線」
大人が「これがあったらいいだろう」と思う余計なものは基本的に置かずに、できる限り自然な状態からこどもたちが自由な発想で遊べる場所にしたいと思っています。
あるのは空間と絵本。ゲームも時には刺激的でいいのですが、文字を覚え、想像の翼を広げる絵本の世界や、そこにある空間を生かしてこども目線でめいっぱい遊んでもらえればと思っています。

建物もかわいい「たまご」型デザイン!

これが建物の外観です。
建物自体は木をベースに、壁と犬走りの形に変化をつけて横から見ても、上空から見ても「たまご型」に。
敷地の小高いところに建物を配置し、東西に太陽の光をふんだんに取り入れることでこどもたちが1日中自然に過ごせる空間になるよう配慮しました。

室内は約100m2と小学校の教室1.5倍ほどの大きさで、4つの天窓から朝日が入ると室内が徐々に明るくなっていくようデザインされ、外壁が降りそそぐ光を浴びた時、建物のシルエットが立体的なたまごらしく浮かびあがります。

2022年春、和歌山県橋本市に『たまご絵本館』をオープン。

わたし達について

たまご絵本館の場所は、高野口ICからすぐですが、周りには何もなく、わざわざ訪れる場所ではありません。その分安心して遊んでもらえる立地です。
何より夕焼けがきれいで、紅蓮の時期には一体が真っ赤に染まるんです。
こどもたちが成長して橋本を離れる日が来ても、幼少期の楽しい思い 出があれば、「ふるさと橋本」を心に留めて、またいつかこの風景を懐かしく思い帰ってきてくれる日があるかもしれません。
そのためにもこのたまご絵本館が各世代の交流できる場所になれば。
そして、静かさを求められる図書館とはまた違う、こどもの元気な声が響く空間であってほしいと心から思っています。

わたし達
(株)オカザキ紀芳庵
代表取締役 岡崎 悦也